洞爺湖有珠山ジオパークの見どころ!カルデラ湖洞爺湖のおはなし

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Crater lake TOYA

Story of crater lake TOYA カルデラ湖 洞爺湖のおはなし

洞爺湖と中島は、洞爺湖有珠山ジオパークの中心にあり、この地域のシンボル的な存在。洞爺湖畔には温泉街やキャンプ場があり、いつも大勢のツーリストでにぎわっています。湖上では遊覧船やカヌー、ボートなどのレジャーを楽しむことができ、中島に渡れば自然がいっぱいの森林散策。運が良ければエゾ鹿やリス、キツツキなどの野生の動物たちを見ることもできます。
洞爺湖と中島の起源を知れば、その風景はよりいっそう感動的にうつるでしょう。

真ん中に浮かぶ中島と洞爺湖の四季折々に表情を変える風光明媚な眺めは、まさに大地の恵みです。この美しい地形も火山活動によってできたもの。カルデラとは火山活動によってできる大きな凹地のこと。洞爺湖は、約11万年前の大噴火によって形成されたカルデラに水がたまってできたカルデラ湖です。そして中央に浮かぶ中島は約5万年前に洞爺湖の中央部でおきた火山活動によってつくられた溶岩ドームなのです。

Lake Toya 洞爺湖を知る

洞爺湖有珠山ジオパークのみどころのひとつとなっている、洞爺湖。フォトジェニックな観光スポットとして人気ですが、この湖がカルデラ湖であることは意外と知られていないかもしれません。

洞爺湖の起源は、今から約11万年前にさかのぼります。日本では最大級規模の大噴火が発生。この噴火で発生した巨大な火砕流が周辺一帯へ流れて広がり、南は噴火湾へ流入、西は日本海沿岸まで到達しました。その火砕流の堆積物が現在の洞爺湖周辺を埋め尽くして平坦な丘陵地形をつくりました。

この噴火で多量のマグマが地上に放出されたことで巨大なカルデラがつくられ、そのカルデラに水がたまってできたカルデラ湖が、洞爺湖です。

上からみるとほぼ円形の洞爺湖の大きさは、東西約11km、南北約9km。面積では日本国内で3番目に大きなカルデラ湖です。

Nakajima 中島を知る

湖の中央にみえる大小の島、中島は、洞爺湖の絶景を織りなす特徴的な要素。野生の動物たちが生息する無人島です。遊覧船で上陸することができ、島内を歩いて回れる散策路があります。

洞爺湖の中央に顔を出している島は、全部で4つ。一番大きな大島と、観音島、弁天島、饅頭島で、これらを総称して「中島」と呼んでいます。中島は約5万年前に洞爺湖の中央部で再開した火山活動によって誕生した溶岩ドームです。

この時の火山活動でつくられた溶岩ドームは、中島だけではなく、湖の底にもいくつか確認されています。 「島になれなかった島」といわれる湖面すれすれに隠れた溶岩ドームもあり「ゼロポイント」とも呼ばれます。

遊覧船で中島へ渡って木々に囲まれた森林の散策路(中島一周コース)を歩くと、溶岩ドームならではの地層・地形から火山活動の様子がうかがえる他、さまざまなジオサイトの魅力を堪能できます。

「風穴」とよばれる岩穴に手をかざすと冷たい空気の流れを感じることができます。これは岩が積み重なって隙間がある地層にある現象のひとつです。

中島にはリスやキツツキなどの他、独自の生態をもつエゾ鹿が生息しています。エゾ鹿にはめったに出会えませんが、運が良ければ姿を見ることができるかもしれません。